大月市観光協会 Otsuki Tourism Association
2019.10.22
10月20日(日)時点の岩殿山の状況
台風19号以降の、岩殿山稚児落としコースの状況をお知らせいたします。
山の状況はその後の天候などによって変化いたします。本日22日も雷を伴って雨が激しく降っております。状況が変わっている場合もありますので、あくまでも状況把握の参考としてください。
また山の詳しいルートについては
https://otsuki-kanko.info/blog/view/28258

からご確認ください。



ルートは畑倉登山口⇒山頂⇒築坂峠⇒稚児落とし⇒浅利です。
これは畑倉ルートを入ってすぐの斜面です。水流の跡ですが登山道に溝が彫られたようになっており土が緩んでいるので注意が必要





新宮洞窟の岩には、雨のあとに出来る滝が出ていたそうです。








畑倉大神から見た風景。普段は見えない水の流れが滝のように見えていたそうです。







通常は水の流れがないところにも、流れが出来ている状態です。亀ヶ池からからこんこんと水がわいていたり、稚児落とし近くでも、いつもは聞こえない水の音が聞こえるなど、ふもとの支流本流だけでなく、山も水が一杯の印象を受けたとのこと。




また山頂までの道は、粘土質の土の部分が滑りやすいため、注意が必要です。




山頂から稚児落とし分岐を経由して、築坂峠への林間登山コースへ。
巻き道など斜面の下はご覧のように落ちてきた枝葉が積もっていて、道が分かり難くなっていたり、小枝が道に多いので足を取られないように注意が必要。また道が緩んでいるので端を歩いて道を崩さないように気をつけてください。






これは、鎖場と巻き道の合流地点の倒木。鎖場から行くと枝の下をくぐる、巻き道から行くとまたぐ形になるようです。






別の角度から。通過は出来るそうです。








兜岩前の巻き道にかかっていた倒木がさらに倒れたため、下をくぐらないと通れなくなっているようです。





天神の祠の近くは土砂が洗い流された赤土で非常に滑りやすいそうですので注意して下さい。




天神の祠の先でも倒木。ここもくぐれる状況






稚児落とし手前の分岐から、林間コースへ進むと足元が洗われて穴があるので踏み抜かないように注意!





浅利側に下る道も以前より倒れたり、根が出ている所もあったりで、注意が必要。











更に下った場所、以前から倒れていた木がさらに倒れ、ひっくり返った部分が床の様になっていますが、矢印のように穴が開いているようです。正規のルートは左側の岩の上ですので、そちらを通過したほうがよさそうです。



まとめとして、土砂崩れ、崩落などはなかったものの、落ち葉や小枝などが多く道迷いや足がらみの転倒に注意。あちこちに沢が出来ていたり、水気が多いと感じたとのこと。


10月いっぱいのJR中央線の計画運転の状況や、紅葉前、富士山も冠雪前という事からも、現在観光協会では11月以降の登山をお勧めしています。