2014.10.16
笹子追分人形発表会の様子(2014.11.16)
10月13日(月)午後1時30分から大月市民会館で、大月市文化祭イベントの一貫として
笹子追分人形発表会が行われました。
当日は台風19号の影響で朝から雨の降る中を、保存会の皆さんや会場スタッフの方々により
会場準備が行われていました。
会場入り口から置かれた行燈には、それぞれに大月の様々な風景が描かれていて
素晴らしい作品の一つ一つが発表会に色を添えてくれていました。
『山梨県指定無形民俗文化財』として
笹子追分人形は各地で公演活動をされています
会場には各物産展も出店され
大月名物《笹子餅》
パケージも装い新たに《富士納豆》は、大月産大豆の生産者さんが自ら販売されていました!
味も栄養も自信作!!大人気です。
笹子追分人形ポストカード
いよいよ『生写朝顔話』宿屋から大井川の段・・開演です。
迫力ある三味線伴奏による語り物『人形浄瑠璃』は
江戸時代の末期から明治にかけて山梨県内に伝えられたそうです。
三人の操り手の息遣いが一つになっての人形の巧みな動きは、まさに人形が生きているかの様で
本物の人形芝居の素晴らしさに感動しました。
笹子追分人形の口三味線による三番そうは
全国的にも大変珍しい人形芝居ということです。
訪れた観客の方々は貴重な人形芝居を真剣に観入っていました。
古くから伝わる文化を受け継ぎ、守り、後世に伝えていくこうした活動を
是非多くの方々に観ていただき、文化に触れていただきたいと感じました。