大月市観光協会 Otsuki Tourism Association
2017.05.11
「なかなか行けない山梨県の秘境を歩こう!シオジの森トレッキングツアー」に同行してきました。(2017.5.11)

2017年5月9日(火)大峠から先は年間を通してゲートが閉まっており 入ることのできないシオジの森へのゲートを開けていただき シオジの森の学校の下澤先生の案内の下行われたツアーに同行してきました。 心配だった天候でしたが、曇りながらも富士山もしっかり姿を現してくれて 新緑も美しい、とても楽しいツアーとなりました。 当日は大月の駅からジャンボタクシーに乗り、車中から下澤先生の案内つき。 大峠までの道は、まさに緑のトンネルでした。

 

 

そして、大峠に到着。 帰りには富士山を見ることが出来ないかも…そんな気持ちで富士山を まず撮影

 

 

そして記念撮影も

 

 

標高1561mの大峠はまだ初春。 緑の芽吹きはなく、こぶしが咲き始めたところです。

 

 

ここから先はゲートのカギを開けていただき、いよいよ秘境への入り口突破。 途中車を降りて、シオジの植林がされている場所を見学。 食害に合わないようにネットで保護されています。

 

 

 

駐車場着。普段は入れない秘境ツアーの始まりです。

 

 

入口から緑のシャワー。 下澤先生の興味深いお話を聞きながらゆっくり登って行きます。

 

 

 

 

途中ミツバツツジの咲く道を、足を止めては見入り 写真を撮りながら歩きます。 参加者さんは、鳥に詳しい方や植物に詳しい方もいらっしゃって 話しに花が咲きとても楽しい時間♪

 

 

ミツバツツジや馬酔木はもう満開を過ぎていました。

 

 

 

 

動物の巣穴かしら?

 

 

虫を食べるために穴をあけた? 鳥のマンション。

 

 

これは植物に寄生するヤドリギというのだそうです。

 

 

このあとお弁当広場(大樺ノ頭分岐)でお弁当を広げ早めのランチ。 腹ごしらえをした後は道標で確認をして トウゴクミツバツツジの群生地がある長沢分岐方面に向かって出発。

 

 

残念ながらトウゴクミツバツツジはまだ芽吹いたところで 10日ほど早かったようです。

 

 

標高が上がってきたので森の入り口とは緑の様子が違います。

 

 

途中の上から砕かれた岩が川の様に帯になっていた箇所があり 何億年も前は海の底であったという地球

 

 

プレートがぶつかり合って隆起して盛り上がっているとか。

 

 

 

興味のあることを質問したり、写真を撮ったり ゆっくり探検ツアー

 

 

 

長沢分岐に到着するとあとは沢沿いに下ります。

 

 

途中右岸から左岸へ。このあたりはかつてわさび田を営んでいた方がいたそうで その名残が残っています。

 

 

 

 

沢山出会ったコケたちも、もう少ししたらしっとり深い緑に変わります。

 

 

 

 

下りの途中でこの森の中で一番の巨木のシオジの木が。

 

 

遠くから見るとそんなに太く感じないけれど…

 

 

実は高さ40m、幹回り4mを超える巨木。樹齢は250年以上と言われています。

 

 

参加者した方は 「シオジの木肌にほほと耳を当てるとぬくもりとかすかなせせらぎが聞こえた」と。

 

 

かな広葉樹の森は落ち葉のラッセル。 ひざ下まで落ち葉に埋もれながら下りました。

 

 

 

岩の上の苔の上に白い動物??の毛をたくさん発見!!!

 

意外と長くそしてたくさん。

 

オコジョ??と沸き立ちましたが、さて事実はいかに。 一息ついてみんなで情報交換。 楽しい談笑タイムでした。

 

 

 

 

帰りは見れないと思っていた富士山も見れて

 

 

うち解けたなかでお疲れさまの記念写真を。 楽しかったですね。

 

 

この日出会った植物たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

山梨観光推進機構では、7月25日にまたこのようなツアーを企画されて いるようです。 親子の企画となっておりますが大人の方のみでもOKだそうです。 苔で覆われた一面緑の森にはいってみませんか? ご興味のある方は シオジの森ツアー申込窓口 まで。 ※シオジの森は、山梨県下12か所の「森林文化の森」の一つです。 また学術参考輪としても定められ保護されています。1995年には環境省から 「全国水源の森百選」に選ばれるなど水資源や自然環境の面からも評価が高まっています。※