大月市観光協会 Otsuki Tourism Association
2016.09.28
笹子追分人形 伝統演目奉納(2016.9.28)
9月18日に笹子地区 奥野稲村神社で、人形浄瑠璃「笹子追分人形」の保存会により この地が舞台となっている演目『吉窪美人鏡』の初奉納が行われました。 (写真は平井様よりいただきました。 ありがとうございました) 遠路はるばる県外からお越しくださった方も多く100人以上の方がご覧くださいました。 この日は奥野稲村神社の例大祭とあって 地元での公演を間近で観ようと多くの人が集まりました。 演目「吉窪美人鏡」は恋に溺れた女性が嫉妬から池に身を投げて大蛇になる 物語で、約800年前から伝わるとされています。 70年以上の間上映されずにいましたが、同会により復活されました。 この日は保存会のメンバー18人が出演し 10体の人形を三人一組で操り、巧みな人形さばきが披露されました。 演じ手の皆さんの息の合った演技が、 人形があたかも生きているかの様に魅せられます。 笹子町に江戸時代から伝わる人形浄瑠璃として 山梨県の無形民俗文化財に指定されている『笹子追分人形』 保存会による伝統文化を大切に継承していこうとする活動が 今後ますます盛り上がっていってほしいと思います。 大変貴重な公演をありがとうございました<(_ _)>