岩殿城跡
戦国期の築城とみられる山城。
円通寺の聖地でもある「甲陽軍鑑」に岩殿山が三処の名城の一つとあり、
その存在は古くから知られていた。
「甲斐国志」によれば、山頂部の一帯に
「揚城戸、馬場、蔵屋敷、本丸、亀ガ池、空湟」などの地名が残っている。
遺構の残存状況も良好で、学術的価値は極めて大きいものである。
強大な自然石で城門を狭く築き、敵の侵入を防いだといわれる「揚城戸跡」も。

指定年月日
平成7年6月22日
管理者
山梨県・大月市
住所
賑岡町強瀬字西山53