大月市観光協会 Otsuki Tourism Association
2020.10.19
「矢立の杉」歌碑・身代わり両面地蔵菩薩の第9回目になる年次大祭を行いました。
2020年10月16日(金)、例年ですと7月に行われる矢立の杉年次大祭ですが、今年はコロナ禍のさなか、延期になっていたため秋の開催となりました。

1000年の時を超えて今もなおたくましく人々を見守り続ける矢立の杉。戦国時代、笹子峠を通って、合戦に赴く武士が、必勝を願ってこの杉に矢を射った事がその名の由来と言われています。

そんな生命力あふれる杉を見つけた歌手の杉良太郎氏は「矢立の杉」という曲を作りました。
平成20年、大月市では観光PRとして歌碑を、杉氏は杉を見守るため身代わり両面地蔵菩薩を建立しました。毎年「矢立の杉」がますます大勢の方々から親しまれまた、「身代わり両面地蔵菩薩」も健全に日々を重ねられるようにと年次大祭を行っています。


例年、多くのファンの方や、地元の方々でにぎやかに行われる大祭ですが、今年は各関係者も2名ずつに
制限され、厳かに執り行われました。







晴れ間の覗くお天気でしたが、ひんやりと冷たい空気のこの日





毎年、ご夫妻でいらっしゃるのですが、今年は杉良太郎さんおひとりで。
それでも中止にならなくてよかったとおっしゃられ、手を合わせてくださいました。





続いて、小林市長から参列された皆さんが御祈願





そのあと真蔵院のご住職が参列された皆さんの健康と幸福を祈念されました。





杉良太郎さんからは、大月市に対しての想いや、現在のお忙しくされている活動などについてお話をいただきました。





式典が終わってからも長い時間ここにとどまり、大月市の観光、これからへの助言など、大変為になるお話をたくさんいただくことができました。




来年の年次大祭は多くの方たちで盛大に執り行われることを心より祈らずにはいられません。